いよいよ、全身麻酔の歯科治療手術の当日です。

事前に立てた作戦は、

  1. 次男が当日の朝お腹を空かせて早い時間に起きないように、前日はいつもより遅めの夕飯時間に飲食させ、いつもより遅めに寝かせる。
  2. 当日の朝は次男の支度に集中するため、前日に長男と旦那の朝食を用意して冷蔵庫に入れておき朝温めるだけにしておく。
  3. 病院まで車で行くため、事前に車の中にDVDプレイヤーを用意しておき、その時の本人のお気に入りDVDを入れておく。
  4. 当日私は早起きして次男が起きる前に全ての支度を終わらせ、次男が起きたらコップ一杯の麦茶を飲ませて着替えさせ、いつも飲み食いするものを取りに行く隙を与えず直ぐに車に乗せる(学校の日スクールバスに乗る前のルーティンの様に)
  5. スクールバスのバス停に送る時と同じ道を走り、いつもと同じ雰囲気にして少し落ち着かせる。

私は、前日から気合を入れ覚悟をし以上の5までの作戦を全て成功させ、無事病院に着きました。

因みに自宅から病院まで少し遠く、道が空いていれば一時間程で着きますが、混んでいると一時間半から二時間程かかる為、早めに出発しました。

息子は病院に着いてからは、やはり不安と恐怖心を感じて泣いていましたが、

もうここまできたら、先生に託すのみ!そう自分に言い聞かせて息子のお気に入りの

ぬいぐるみを持たせて病院に入りました(ぬいぐるみは本人の不安や恐怖心を和らげるアイテムとして病室に持たせていいかを事前に病院に電話をして許可をとっておきました)。

受付けを済ませ病室に呼ばれてから手術着に着替えるよう指示されたので、着替えさせ先生が来るのを待ちました。

もちろん息子は手術着も嫌がり脱いで帰ろうとしました。スマホで動画を見せたり

しながらなんとか部屋に引き留めておくことが精一杯でした。

担当医が来るとすぐに「〇〇〇くん、こっち行こうね」と息子の手をやさしく引いて手術室に連れて行ってくれました。午前9時過ぎでした。

私は、病院内で待つように言われていたので、待合室で息子の無事を祈り待ちました。付き添いは一人までと言われていたので、一人で待ちましたが、やはり心配で何度も息子が入っていった病室のほうをちらちら見ながら…

ようやく手術が終わり、午後12時になる少し前に息子が眠っている回復室に呼ばれました。部屋に入ると、ベッドで小さくなって横を向いて眠っている息子がいました。「手術は無事に終わりました。口から少し血が出ていますが気にしないで大丈夫です。まだ麻酔がきいているのでしばらく眠っていると思いますが、ベッドから落ちたりしないようにお母さん見ていてください。起きたら暴れることもありますので気を付けてください。」と担当医がお話をしてくれ部屋から出ていきました。

回復室で二人になってからよくよく息子の顔を覗き込むと、確かに口から血が出ていてベッドも血で染まっているのを見て、大変な手術だったことが改めて解り、無事に終わったことに感謝しました。眠っている息子に「よく頑張ったね」と言って頭をなでました。

そこに診察でお世話になっている先生も来てくれて、手術の説明や、次回診察の予約や今後のことについてなどを話しました。

虫歯が13本ということは知っていましたが、なんとそのうち7本もの乳歯を抜歯したそうで!!!その話とともに、抜いた7本の歯を手渡された時は言葉を失いましたが(;^_^A冷静になり、今後起こりうること(痛みなど)をきいたり、

心配ごとなどを話しました。

先生は質問に答えてくれて安心させてくれました。

そしてまた一人で回復室に戻り、しばらくすると動かずに寝ていた息子が

寝返りとともに少し目を覚ましそうな様子がありました。

担当医が一時間くらいは起きないと思います。と言っていたので

まだ起きないだろうと思っていたのですが…

まだ完全に麻酔が覚めていない状態のまま息子が起き上がって帰ろうとするのです!

名前を呼び息子の目を見ると全く焦点が合っておらず危険を感じました。

必死で阻止すると暴れてあっちこっちに動き、一人では制御不能になったので、

「すみませーん!!助けてください~!!」と言ったら先生と看護師さん?が助けに来てくれて3人がかりで息子を落ち着かせました。

動きまくったせいもあり息子は吐き気で苦しそうでした。先生もちょっと困った様子でもう少し寝ていて欲しかったな(;^_^Aと言っていました。

先生は他の患者さんのところにいかなけらばならなかった様子で、「ここでもうしばらく安静にしてお待ちください」と言って嘔吐した時用の使い捨ての受け皿の置き場所を教えてくださり使ってくださいと言って回復室から出ていきました。息子はその後も、お腹に溜まった血と口の中の血を辛そうに吐いていました。血を吐いては帰ろうと動いて…を繰り返す息子。血を受け止め、動く息子をなんとかベッドに座らせる母…今考えると二人にしてもらって良かったと思うほど地獄絵図だったと思います(笑)

歯抜けの血だらけの苦しそうな息子をこのまま1時間みていなけばいけないのか…と思うととても辛かったですが息子の辛さを思うと私が凹んでる場合ではないと、もう一度気持ちを奮い立たせて息子の血や涙をぬぐいながら、「もう少しで帰れるからね、もうおしまいだからね、」と手話を混ぜながら一生懸命伝えました。

せめて口をゆすがせてあげたいと思いダメ元で、近くにいた先生に「すこしだけ水を飲ませていいですか」ときくとあと1時間くらいはやめてください。とあっさり断られました(;^_^A あと息子にやってあげられることはなんだろうと考え、

もうすぐ帰れるということを解ってもらう為に手術着から私服に着替えさせることを思いつき(本当はまだ手術着で寝ていてほしい時間)少しずつ着替えさせてやりました。息子も帰りの支度をしていると理解したようで、少しずつ落ち着いていきました。麻酔もだいぶぬけてきた様子でした。そして地獄の1時間が経過して

担当医が再びきてくれて、小さいコップに入った水を息子に差し出すと、それをひったくるように手につかんで息子が飲んでいる様子を見てホッとし、先生と一緒に笑いました。

担当医が「まだ完全に麻酔がきれていない状態なのでフワフワしていると思います。帰りの車も少し酔いやすいと思うので気を付けてあげてください。また明日術後診察しますので、お待ちしています。」とお話してくれました。先生によくよくお礼を伝え、ようやく病室を出れた時の息子の気持ちと私の気持ちは、ほぼ一緒だったと思います。会計受付にも時間がかかりましたが、息子はおとなしく待ってくれました。これでやっと帰れるね!!よく頑張ったね!!と息子をたくさんほめました。そして帰りの車に乗り、息子の好きなDVDを見せてやりました。

次回はその後の息子の状態と予期せず困ったこと、それをどう対処していったかを書いていこうと思います。同じことで悩んだり、苦しんでいる方のお役に立てる何かを発信していきたいと思っています。

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