次の日、やっと学校に行けるぞ~♪と息子に伝えながら喜んで支度をしている私のテンションとは違い息子が眠そうな様子で食べ物を口にした後にえずいている様子がありました。
あれ?!今日から完全復活じゃないの?とまた心配な気持ちになりましたが、
熱もなく、息子自身が「もういい加減学校に行きたい!」というアピールで自らかばんを取りに行き外に出ようとする様子を見て、私があまり心配しすぎてもよくないと思い、息子のやる気を信じて学校に行かせることにしました。担任の先生には、連絡帳で活動はゆるめに少しずつお願いしますと伝えました。無事にスクールバスに乗って学校へ行った息子。
しかしその日はなんだか心配で落ち着かないまま帰りのスクールバスのお迎え時間になってしまいました。息子は無事に帰ってきたし笑顔も見られましたが給食はほとんど食べられなかった様で元気がありませんでした。帰宅後も水分はとれるものの、食欲はなく眠そうで元気がないままでした。
術後初の久しぶりの学校だったし、やはり疲れもあるのだろうと思いましたが、食べ物を口にしなくなるということは、彼らにとって特に深刻な問題なので焦りと不安が一気に蘇りました。
もしかしたら、またあの時(アセトン血性嘔吐症)の状況に陥るのではないか…また一から食べられる物を探して1日1日ひやひやしながら生きる日々に逆戻りするのだろうか…と最悪な状況も考えました。
数か月前から日常の色々をこなしながら息子への心配を抱えてあれこれ考えベストを尽くす日々が続いていたのもあり、もう心身共にヘトヘトに疲れてしまいました。幸い次の日から土日休みだったので息子のペースに合わせて飲食させたり1日中様子を見てやれるし、好きな時に横になれたので、とにかく息子は安静にさせ、私もゆっくり休むことにしました。
その日は長男の土曜日参観があり行きたかったのですが、もう気力がなかったので、長男のことは旦那に委ねました。こんな時、これが出来ると出来ないとでは大きな違いがあります。
こういう時に毎回思うのが、もしも自分がシンママ、シンパパで頼れる家族や友人、身近な人がいなかったとしたら…と考えます。公的機関、支援団体、民間サービス…とにかく助けを求めてほしいと思います。助けを求めることを堂々としてほしいと思います。
息子の元気がなかなか戻らなかったので、念のため手術をした病院に電話をしてみました。私的に何を期待して電話をしたかというと、息子の術後の様子を伝えた時にそれが全身麻酔後に起こりうる症状なのか術後の今の歯の状態でも何日かしたら普通に食べられるようになるのか、という事でした。しかし、電話口の方はあくまで事務の受付の人でおそらく手術に関わってくれた先生は近くにおられなかったのでしょう…食べたものを吐いてしまうというというところだけを切り取ったのでしょう…「他の病気が考えられるので心配でしたら小児科を受診してください」と言われました(;^_^A
期待していた応えとはほど遠く、あまりにも要領を得なかったので「検討してみます、ありがとうございました。」と冷静に大人の対応をし(笑)電話を切りました。私の経験上、大学病院では特にこういうことがよくあります。直接先生と話せることがほとんどないので、事情を知らない方が話をききとり誰かに伝言し、もしかしたら事情を知らない先生の耳に届き、それをまた誰かがききとりをし、事情を知らない受付の方がこちらに伝言してくださる…まあそうなるよね(笑)という話です。それなら電話なんかしても意味ないのでは?と思うところですが、後から何かあった場合「あの時私は電話をしました。」と言うことが出来ますし、親の責任としてその時にやれることはやったと言えます。自分にとってそれが大切だと思っています。
息子の今の状態は心配。そういう時こそ息子の健康になろうとする力を信じよう!そう気持ちを切り替え、今まで息子のピンチに寄り添ってきた自分の力も思い出し今やれることをこなしていきました。水分補給はできている、ということを安心材料にししばらく様子を見守りつつ息子の好きなヨーグルトや普段は食べないけど食べられそうな物(カステラ、柔らかくゆでたうどん)を用意し息子が食べそうなタイミングをみてあげてみました。夜になるとようやくうどんを少し口にでき吐くこともなく眠りにつけました。子供が美味しそうに食べる姿を見ることに幸せを感じる親御さんは多いと思います。毎日のことになればそれに慣れてしまうことも当たり前だと思います。だからこそ、「そのこと」に立ち返ってみると、忘れていた幸せを感じられるかもしれません。
